研究紹介

2021年02月

雪氷モニタリングセンサの福井空港実証開始

雪氷モニタリングセンサの福井空港実証開始

JAXAは、(株)センテンシアおよび三菱スペース・ソフトウェア(株)とともに、最新の雪氷モニタリングセンサシステムを開発しました。福井県、日本工営(株)、山田技研(株)株式会社の協力を得て、2021年2月より福井空港にて積雪をリアルタイムでモニタリングする実証実験を開始しました。システムを構成するセンサGLASS 5は、レーザ光の積雪内部での散乱光をカメラで撮像し、AIにより積雪深や雪質を同定する仕組みで、実証用センサGLASSの5世代目となる今回のセンサは従来よりも大幅に小型化・高性能化が図られています。今年度は地上に設置して機能・性能を確認、来年度は滑走路のそばに埋設しての実証を予定しています。